製品紹介 product

ウズラニンニク卵黄原料

先人の知恵が育んだ優れた組合せを、
必須アミノ酸やビタミン・ミネラル類で鶏卵より秀でた健康で安全なうずらの
卵黄と青森産の大粒にんにく「福地ホワイト六片」を
使用して製品化いたしました。

  • 糖衣錠
  • ソフトカプセル
  • 顆粒

うずら(鶉)について

日本人は世界で最も卵が好きな国民です。卵と言えば勿論、ニワトリの卵ですが、その生産量は年間約250万t(約400億個)で、中国、アメリカに次ぎ世界第3位です。しかし、消費量は1人当たり330個前後に上り、世界一を誇ります。 一方、うずら卵は1年で14個しか食べられていません。生産量も2万tと多くはありません。 うずらの卵は、古来より東南アジアでは朝鮮人参に並ぶ強精剤として、ヨーロッパではアレルギー症状を緩和する民間薬として使われていました。日本でも肺病や心臓病の特効薬として用いられていました。 医療技術の進歩により、多くの人が救われるようになった現代ですが、アレルギー症状をうったえる人の数はいまだに増加傾向にあります。食生活の変化・環境汚染・ストレス、様々な要因が考えられますが、いずれの場合も免疫力を低下させる作用があることが報告され、結果として発症を容易にしているものと考えられています。うずらの卵に含まれるオボムコイド(一般にアレルゲンとされるタンパク質の一種)は、他の鳥類のそれとは異なり、人の腸内にあるトリプシンという物質と親和性を持っています。その為、うずらの卵を人が摂取してもアレルギー反応を引き起こし難く、取り込まれた有効成分が作用して、免疫力(又は自然治癒力)を高めると言われています。 フランスでは1968年より、花粉症や鼻炎等のアレルギー患者2000人以上を対象に臨床試験が行われ、その有効性が認められました。 現代医療において、鶏卵を使用してワクチンが作られることはよく知られていますが、風疹のワクチン等にはアレルギー反応を起こし難いことから、うずらの卵が使用されています。 こうしてうずらの卵の効果が見直され、有効成分や作用の仕組みを解明するための研究が進んでいます。

<鶏卵(ニワトリの卵)と鶉卵(うずらの卵)の比較>

体内で合成されず、食事からとる必要が有るアミノ酸を必須アミノ酸といいます。うずら卵は鶏卵と比べて、人体では合成できない全9種類の必須アミノ酸のうち、実に7種類で優位な値を示しています(次項表参照)。 鉄分、ビタミンAの一種レチノール、ビタミンB2等も鶏卵に比べかなり多く含まれており、特に情報伝達物質の原料であるレシチンやカルシウムも豊富に含まれています(次項表参照)。

<弊社のうずらと卵について>

弊社提携養鶉場(ようじゅんじょう)のうずらは、抗生物質無添加・有用微生物群入りの餌で育てられています。この有用微生物群により消化が助けられ、健康な親鳥が良質な卵を授けてくれます。また、水についてもこだわり、浄水機にも使用される麦飯石と呼ばれる石を用いてつくられる自然に近い良質なミネラル水を与えられています。この採取されたうずら卵の洗浄工程においても消毒薬を使用せず、高圧湯温シャワー等で充分に洗浄・除菌した、安全な卵でもあるのです。

  • 必須アミノ酸
  • アミノ酸
  • ビタミン類

ニンニク(福地ホワイト六片)について

ユリ科の多年生草本で、原産地は中国、西アジア、中央アジアともいわれていますが定かではありません。しかし、栽培の歴史は古く古代エジプト時代から香辛料や強壮剤として使われ、当時の王たちはピラミッドの建設に携わった労働者にニンニクを食べさせて活力をつけたと伝えられています。 日本への渡来は10世紀頃で、以来「百薬の長」として民間薬療法に利用されてきました。栄養的には糖質とビタミンB1・B2が豊富で食物繊維を含みます。また、ニンニク独特の匂い成分であるアリシンがビタミンB1と結合して栄養価を倍加し体内での持続性を保つので、これが疲労回復、精力増強に優れた効果を発揮します。また、脚気、神経痛、便秘等に良い他、全身の血行を促進して体を温め、新陣代謝を盛んにして活力を高める働きを持っています。漢方では発汗、解熱、呼吸器病、喘息、百日咳、腹痛、下痢等に効くとされています。更に硫化アリルには強い殺菌作用があるので、食中毒、風邪の予防、整腸、健胃に良いといわれ、抗癌作用も期待されています。 ニンニクの成分については、1936年にスコルジニンが発見され、抽出に成功したのをきっかけに科学的解明が大きく前進しました。1940年代にはアメリカとスイスの学者によってアリインとアリシンが発見され、ニンニクの効能が証明されるに至りました。スコルジニンはニンニク臭と無関係な成分で、強壮効果を発揮する素です。その作用は強力な酸化還元作用によって体内に入った栄養物を完全に燃焼させてエネルギーにする働きがあります。

<ニンニクの有効成分>

●アリシン(イオウ化合物)ニンニク特有のニオイの成分です。肝臓での脂肪代謝を高め、体脂肪を減らします。また、ビタミンB1の吸収を高め、エネルギーを産出する事により、疲労の回復と脳を活性化します。精力を増強する働き、風邪や気管支炎等に効果があり、血管を広げ血液内の汚れを取除く他、コレステロールを下げる働きがあります。●スコルジン新陳代謝を促し血行を良くし、冷え性、心臓病、動脈硬化、食欲不振に効果があります。体力増強や抗癌作用が期待されています。●アリチアミンビタミンB1とアリシンが結合して出来る物質で、強力な糖質代謝エネルギーがあり、糖尿病の予防効果があります。●有機ゲルマニウム皮膚や内臓から吸収されると、血液中のpHを正常に保つ働きがあります。また、最近の研究では、ゲルマニウムが体内に取り込まれると、制癌作用があるといわれるインターフェロンを誘起し、肺炎や肝硬変などの前癌では回復例も報告されています。つまりゲルマニウムには免疫機能を活性化させ、自然治癒力を高める作用があると言えます。●セレニウムビタミンEと共に、活性酸素の体内における発生を防護し、免疫機能を守る強力な抗酸化ミネラルであるセレニウムは9種の必須微量栄養素(ミネラル)の一つで、人体にとって必要不可欠な栄養素であり、欠乏すれば様々 な障害や病気を引起す原因になる事が分かっています。セレニウムの特徴はビタミンEの50~100倍の強力な抗酸化作用を持つといわれ、各種疾病の予防及び症状の軽減、更に男性の精力増強に関る等、その生理機能が脚光を浴びています。●アホエン アリシンを熱する事で出来るアホエンは血液をサラサラにして流れを良くする働きがあり、抗血栓作用がある事が認められています。●脂質アリシンアリシンが脂質と結合して出来る物質で、これは赤血球を増加させる他、血管内の新陳代謝を促進して若さを保ちます。

<福地ホワイト六片の特徴>

●外皮の色が白く、六片の粒が大きく甘味があります。
●ニンニク特有の匂いが柔らかく、辛さも強くありません。
●青森産のニンニクと中国産のニンニクでは、青森産のニンニクの方がアリシンの含有量が約1.3倍多く、糖質も多い事がわかっています。

<弊社のにんにくについて>

●弊社のウズラニンニク卵黄原料に使用している福地ホワイト六片は青森県弘前の契約農家により生産されるにんにくを使用しております。栽培方法は、有機堆肥をたっぷり入れ、除草剤を一切使わず、必要最小限の農薬(現在年2回)を使用しております。無農薬化を目指し、毎年安全なにんにくを心がけております。弘前のにんにくは9月頃に種付けをされ、芽が出て、雪が積もり、越冬し、春から夏に向かい成長し収穫されます。アルシンなどの栄養価が高く、全国的に有名な青森産にんにくです。